無事に終えて良かった

ついに母が車を手放しました。
目の悪い父が運転をやめて以来、帰省時には必ず母が運転し父が助手席で駅まで迎えに来てくれていました。
母も80代なので、万一のことを考え早く免許返上して欲しいと思ってはいましたが、報告を聞いた私が寂しくなるとは。
田舎では車がないと何かと不便、しかし慣れると自転車や徒歩の機会が増えて、時間がゆっくり流れるようになるのでは?
二人とも出かけることが減って運動不足、とだけはなって欲しくないもの。
母は60歳くらいで免許を取りました。
「女に免許は要らん。大学も要らん。余計な知恵をつけると生意気になる」
という父に従い、嫁入り時に持っていた原付バイクの免許も捨てたのに、その父が目を病んだため還暦過ぎて教習所に通ったのでした。車庫入れが苦手で、最初のうちはそこだけ父にやらせていたのが懐かしい。
教習所にいくらかかったか?を決して教えてくれないほど高額だった様子。
長い間、家族のために運転してくれた母に感謝です。