古典柄にしておけば良かった(笑)

タンスの着物を整理しています。
「着物を着るのが好き」とブログで書いたところ、ありがたいことに次から次へと着物や和装小物を下さる方が増えました。
これは全く想像もしていなかったことです。
狭い我が家では収納しきれず、今では丁寧にご遠慮させていただいています。
それどころか今回は泣く泣く一部を手放したり処分する方向に。
毎年袖を通している品も多数あるので寂しくもあるのですが、仕方ありません。
その中で最も困るのが振袖、若い私が選び亡き祖母が誂えてくれたものです。
鳳凰の柄の青い着物、七色の蝶柄の帯、どう見ても私は着れません。
今、長い袖は内側に織り込まれているので仕付け糸を外せば振袖に戻せます。
揃いの襦袢やショール、帯揚げまであるのに出番なし。
確か大昔、従妹に貸したことがあるくらい。
切り刻んでリメイクに使うことも可能でしょうが、柄にこだわらず振袖として着たい方があれば差し上げたい。
ようやく私のような他人に大切な着物を下さる方の気持ちが分かりました。
感謝してできる範囲でこれからも皆さんの思い出を着ます。
振袖の運命やいかに?