無謀ソロツーリング3-1992年

バハカリフォルニア半島はメキシコ領。
スペイン語の国、とはいえ私レベルの英語は通じるよね?と思っていたが甘かった。
ガソリンスタンドもレストランも安宿もほとんどダメ。
給油後に確認したらお釣りが少ない!やられた!でも言えない。
悔しかったので帰りにまたそのスタンドへ行き、今度は自分で計算してお釣りを多めに言うと、その通りくれた。
何のことはない、搾取するつもりはなく単に間違えただけか。
田舎のレストランでガイドブックのスペイン語例文を指で示そうにも、
「朝から何も食べていません」しかない。
「何でもいいから」と言いたいが伝わらない。
他人の食べている料理を指差したくても他に客がいない。
瓶入りオレンジジュースを買ってラッパ飲みしたら炭酸のような刺激が口に広がる。
慌てて道に吐き出した。賞味期限を何か月も過ぎていた。(笑)