無謀ソロツーリング39-1992年

地図にも載っていないカナダBC州のキャンプ場を出る。
6マイル先のレストランで、カッパをどこで脱いだら良いか尋ねると、そのままでいいと言ってくれた。
嬉しくてコーヒーだけのつもりがホットケーキ3枚も注文。
実は朝食は済ませていたのだが。
満腹で走り出すと、行きがけはぬかるみだった道が乾き硬いダートになっていた。
ラッキー!と思っていたら目の前の車のリヤタイヤがバースト。
恐怖に駆られて祈りながら走る。
Bucking horse riverでGAS入れたらコーヒーを勧められる。
レストランで店員さんに近場のキャンプ場を聞くと、ここでどうか?という。
Freeだというので即決、しかもその後オーナーが遊戯室に泊まれと勧めた。
ビリヤード台、卓球台、ダーツで一緒に遊んだ後キャンプファイヤにも呼ばれ、23時まで皆とコーヒー飲みながら盛り上がる。
オーナーは自転車乗りでオーストラリア、アメリカを独りで走った人。
時々ホームシックで寂しくて泣きながら電話したって、私と全く同じ!
だから優しくしてくれるんだ、と分かった。