可愛い用心棒

たまに家でヤモリを見かけます。
家を守ると書いて家守(ヤモリ)、池を守ると書いて池守(イモリ)。
昔そう聞いたのですが、このパソコンで池守の変換は出ません。
「家を守るのだから殺してはいけない」と私。
「良い名前を付けてもらってラッキーやな」と主人。(笑)
最近、虫をやたら毛嫌いする人が多いような気がします。
私は子供時代、お寺の縁の下に潜りアリジゴクを捕まえ、玄関で飼っていました。
時々生きたアリをすり鉢状の砂に投げ、アリジゴクが砂をかけて捕まえるのを観察。
ある時、それは美しい緑色のウスバカゲロウに変身しサヨウナラ。
カマキリの卵を持ち帰り、孵った大量の小カマキリを腕に乗せて登校したことも。
季節になると鈴虫を飼い声を楽しむのもよくある我が家の風景でした。
バッタやトンボ、蝶、蝉などを手で掴むのも普通。
そのころに比べると疎遠になりましたが、害虫でなければなるべく無駄な殺生をせず、見守りたい私です。