ちょっと死ぬかもと思った瞬間

20年前、一人でタイへ行った。
チェンマイでトレッキングに参加、私以外の5人はイギリス人。
シェフ兼ガイドのタイ人とツリーハウス状のバンガローでザコ寝2泊。
バナナの葉っぱをお皿にしたチャーハンは絶品だった。
蚊もいたけれど、蚊帳を吊って寝る懐かしさには感動。
しかし翌日、川を渡る際に衝撃の場面に出くわす。
橋の代わりに一本の丸太がゴロリ、なんと手すりも何もない!
すぐ下には前日の雨で増水した茶色く濁った川の水がどうどうと音を立てる。
落ちたら相当ヤバイ、日本では絶対ありえないツアー。
しばしビビるが結局全員渡り、象に乗ってフィナーレを飾った。
この記憶が急に蘇ったのは読み始めた本と今朝の蒸し暑さのせいだろう。