「おはぎ」の話

TS3W0226ohagi
今日は文句なく気持ちいい秋晴れの日曜日ですね!
お墓参りは遠くて無理なので、昨日は神棚と仏壇の掃除をしました。
今日はお萩を買いに行きましたが、種類がたくさんあってびっくりしました。
つぶあん、こしあん、ずんだ、きなこ、ごま、全部に「お萩」と書いてありました。
私は「お萩」といえば「きなこ」で「牡丹餅」が「あんこ」だとばかり思っていました。
そこでまたまたネットで見たら諸説あるようです。
私の思っていたように区別する説もありましたし、東京では春秋どちらも全種類を「お萩」と呼ぶ、とも。
また、最も興味深かったのが「きなこやあんこを区別せず、四季で呼び方を変える」というのがありました。
春は「牡丹餅」秋は「お萩」だけでなく夏は「夜船(よふね)」冬は「北窓(きたまど)」とも言うそうです。
お萩は米を餅のようにぺったんぺったんとは搗かないことから、
搗き知らず→着き知らず→夜船(夏):夜、屋形船などいつ岸に着いたのか分からないことから
搗き知らず→月知らず→北窓(冬):北の窓からは月が見えないことから
いずれも季節のイメージからダジャレでつけた名前だそうです。
同じものを表現するにしても、なんと日本的で情緒豊かな!!と感動しました。
私にとってはちょっとだけ「お萩」の見方が変わったこのお彼岸です。
ちなみに我が家の次女「お福」の兄弟の名前は「おはぎ」ちゃんです。
確か、真っ黒な猫ちゃんだと伺いましたが、お元気でしょうか?