猫まみれになるとき

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最初はペロペロ、なんて仲良し~微笑ましい。
次の瞬間、バシッ!バシッ!と猫パンチ(なんでそうなるの?)
こういう時はいつもお福(左)が強くてエミがやられっぱなしです。
逆にご飯を食べている時はエミの方が強くなります。
歯槽膿漏で歯が少なくなったエミは、餌を噛まずに丸呑みするので、圧倒的に食べるのが早いのです。
先に食べ終わったエミはいつもまだ食べているお福の傍へ行き、じっと見ます。
カリッカリッと音を立てて餌を食べているお福は、そのプレッシャーからか、優しさなのか、茶碗から顔を上げてわざと脇を甘くします。
そこへのっそり近づいたエミがお福の餌を平らげます。
しかたなく最近はできるだけお福が完食するまで私たちが見張るようにしているのです。
エミをこれ以上太らせたくないし、お福にふびんな思いはさせたくありません。
「エミ、プレッシャー与えちゃだめだよ。お福、負けるな。」
夜寝るときの場所取りは、お福が強いように見える時とエミが強いように見える時、どちらもあります。
ほとんどの場合、甘えんぼうのお福が私の傍にいることが多く、エミは主人の股の間です。
しかし、たまにエミがこちらに来るとお福が譲って出て行く場合もあります。
もちろん 仲良く私の前後や左右にすみ分けてくつろぐ時もあります。
猫に挟まれて私が横になっている時や座っている時、面白がった主人に「猫まみれだのう」と言われます。
こんなにはべらせていると猫使いにでもなった気分ですが、マイペースな猫に限って言うことを聞くわけがないのは、猫好きならご存じの通りです。