宝のような時間

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先日床に座って洗濯物をたたんでいた時のことです。
突然お福が私の胸元にジャンプしてきました。
立っている時にジャンプされるのは慣れているので予測できてパッと抱っこできるのですが、このときは正座して作業していたので不意打ちをくらい、両胸にガッチリと爪を立てられてしまいました。
「痛い!!お福、痛いよ~もう!(怒)」
余りの痛さに思わずお福の背中を叩くと、ビックリしたのか玄関まで走って逃げ、また戻ってきました。
冬場はフリースなので良かったのですが、最近は薄着になっていた私は胸元から血が出ています。
これからのことを考えて、まずは爪切り。
もちろん嫌がりますが、いつもよりは素直に切らせてくれました。
そして作業の手を休めることにして、「叩いちゃってごめんね、寂しかったんだね」と正座したままでお福を抱っこ。
いつもは、鳴きながら「私(お福)を見て見て」と言うように私とアイコンタクトを取りながら指しゃぶりをするのに、このときのお福は目を合わさず、私の腕の中に顔をうずめて申し訳なさそうに指しゃぶりしていました。
明らかにしょんぼりしているその後頭部を見ながら、かわいそうなことをしたなあ、と反省。
ただでさえ日中寂しい思いをさせているのに、朝晩は雑事に追われ、家にいてもゆっくり構ってないのですから。
周囲でペットが死んでしまったという話を聞くたびに、「大事にしなくちゃ」と思います。
お互いいつまで一緒にいられるかわからないんだから、毎日が宝のような時間です。