思い通りにならないことが悪いこととは限らない

TS3W0985
逆境や不調にあるとき、どうしてもやってしまいがちなのが、
「なぜ?どうして?ああすれば良かった、こう言えば良かった」という後悔。
「あいつが悪い、こいつのせいだ」という責任転嫁。
「もしかしてわざとなのでは?」という被害妄想。
そんなネガティブスパイラルにおちいると本当に辛いです。
私もクヨクヨで頭の中をいっぱいにして何も行動をおこすことができない時がありました。
こんな時は何かできることに集中して一所懸命にやると良いようです。
簡単なところでは、例えばトイレ掃除。
家じゅうで一番小さな部屋?このトイレだけでもうんとピカピカにすると気持ちがいいです。
今日はトイレを掃除することができた!
今日はお風呂掃除だ!靴箱だ!
押入れの物を全部出して整頓してみよう!
などなど、必ず達成できる位の目標を設定して、やり終えたら「よし、できた!私えらい!」と自分を褒めてあげます。
そうこうするうちに日にち薬、悩み事がなくなったり、それどころじゃないくらいに忙しくなったり。
思い通りにならないことが悪いこととは限らない。
そういう思いをした経験も無駄ではないことに気づきます。
調子の良い時は知らずに傲慢になっていることもありますが、調子が悪い時は謙虚になることを覚えます。
謙虚になると感謝するべきことに気づきやすいような。
傲慢さゆえ悪気はないけど人を傷つけていたり、自信なさそうに見えた人が実は謙虚な人だと発見したり。
両方の立場を理解できるように人と出会い、色々経験させてもらっているのだなあ、といい歳をして気づいた私です。