雨の中での小さな出会い

TS3W1178
今朝、雨の降る出勤途中に手のひらサイズの大きなカエルに出会いました。
東工大の中の路上ですが、生きているのに全く動こうとしません。
「ねえねえあなた、このままでは車に轢かれるよ!」
ちょっとつついて端に寄せようとしたら、このカエルには左前足が無いことに気づきました。
生まれつきなのか、事故によるものなのかわかりません。
手でつかんであちらの池まで運んであげたいとも思いましたが、勇気が出ず、また、急いでもいたので葉っぱでくるんで草むらに置いてきました。
田舎育ちの私、子供の頃はアマガエル、トンボ、アリジゴク、セミ、バッタにカマキリなんかもよく手づかみで遊んでいました。
しかし大人になるとちょっとためらいます。
昔は平気だったのに、なぜ虫や小動物などを手づかみすることができなくなるのでしょう?
主人に聞いても「今はムリ!」と言われてしまいました。
でも葉っぱごしとはいえ久しぶりに持ったカエルの感触は意外と悪くない感じ。
オテンバの血は健在、といったところでしょうか?