食事の大切さを考える

TS3W0064
ペットの犬が傍でしきりにかきむしるので、気になって睡眠不足だという方がご来院されました。
動物病院ではペットの食べ物アレルギーとの診断。
有名なメーカーの、しかもプロ仕様の高価な餌を与えていても、意外にもこういうお話を耳にします。
今朝は、ある皮膚病のワンちゃんをワゴンに乗せて押して歩く方と出会いました。
大変興味深いので、その方が教えて下さったことをご紹介します。
「プロ仕様のドッグフードを食べたがらなくなったので、野菜も全部やめさせて、夏は鶏肉と牛肉だけにしたら元気になったのよ。朝ひねったばかりの新鮮な鶏肉と一度も冷凍していない質の良い牛肉だけよ。犬はそれでいいみたい。野菜は消化が良くないらしいし、ドッグフードはメーカーにかかわらずリノール酸がダメみたい。(餌の調整は)お母さんの感覚でいいのよ」
かつて我が家のエミとお福は下顎に黒い粉がふいたり、小さな傷ができたことがありました。
本人たちは痒そうでもないのですが、明らかな変化でした。
お医者さんは「特に問題ない」とおっしゃいますが、納得いきません。
その時は餌をR社からH社のプロ仕様に変えたら収まったので、我が家では今もそれを続けています。
しかし、このワンちゃんはプロ仕様を使っていて皮膚病になったとのこと。
高価であれば良い、プロ仕様なら良い、とも限らないのだということを知りました。
人間も動物もそれぞれ合った、ちゃんとした食事を摂らないとね、と考えさせられた朝でした。